藤原紀香は何であんなに叩かれてるの?

藤原紀香が結婚して、記者会見を開いた。 このことについて、テレビのニュースでもネットのニュースでも、謎の扱き下ろしがひどい。

何で?

コメント欄が叩きで溢れるのは嫉妬として理解はできるんだけど、メディアまでこぞってバッシング記事を書くのは何故なのか? バーニングの社長の指示なのか?

この件に関して叩いてない記事はあまり無かったんだけど、以下のような解説をしている記事があった。 

news.livedoor.com

“A氏が反対している結婚ということで、今回の愛之助の結婚についてならどれだけバッシングしても問題ないだろうというのが、スポーツ紙をはじめとする主要メディア側の判断なのです”とあるんだけど、それはバッシングすることでそのメディアが得するか、しなければ損するということ?

おめでたい発表の席で、何の落ち度もない女性に対して「嘘をついてる」「自分に酔ってる」「ドヤ顔」「でしゃばり」「梨園の妻失格」と罵倒するなんて、倫理的におかしいのでは。ひどいことに、そういう報道に対して反論した彼女を更に叩く記事も出ている。

Twitterでは、たとえば以下のようなツイートが1000以上RTされてる。

藤原紀香さんが「人として涙が出ました」ってコメンしてたんだけど、「ブタとして笑いました」とか「鳥として怒りました」とか聞いたことないし、やっぱり紀香の日本語は独特だなって思った。”

いやいや、「人として」の意味わかるでしょ。芸能人で、女優で、女性で、梨園の妻で、色んな立場を持つ彼女だけど、そういうの取っ払って、生身の一人の人間として傷ついたって訴えてるんだ。番組を作る人も、マイクを持つ人も、記事を書いた人も、それをネットに上げる人も、ツイートする人もRTする人も、諸々に反応してバッシングする人達も、皆同じ「人」という共通点があるわけで。同じ一人の人間として、彼女の気持ちを少しでも想像できないのだろうか。はっきり言ってこれはリンチである。(「私刑」の意味合いからすれば、彼女は罪を犯してないわけだから、リンチというより集団いじめの方が正しいかもしれない。)

百歩譲って、言動に落ち度があったならまだ理解できる(対象に落ち度があったならいつまでもどこまででも叩いていいという風潮は早く消えて欲しいが)。しかし、今回の件では彼女の言動に問題は無く、どのメディアも明らかに無理矢理難癖をつけていて、異常さが際立っている。

日本死ねとは言わないが、日本怖すぎるよ。

一人の女性が大切な人を見つけて、新しい一歩を踏み出そうとしてるんだから、普通に祝福してあげりゃいいじゃん。

なんだか気にくわない人っては、ほっとけばいい。あなたは藤原紀香の結婚に言及しない自由がある。

紀香さん、おめでとう、頑張れ。